2016-7-21
今年は、夏バテ知らず!真夏にぴったり、不思議な白玉のおかずレシピ〜冬瓜と白玉のそぼろ餡掛け〜
梅雨明けが各地で予報され、いよいよ夏本番が近づいてきましたね。
暑くてなかなかご飯が進まないこの時期にぴったりの白玉と冬瓜を使った、
ちゅるりと食べられるおかずをご紹介します。
白玉はデザートだけでなく、おもちみたいな感覚で食べられるんですよ〜。
今週のレシピ:冬瓜と白玉のそぼろ餡掛け
■材料
白玉粉 50g
水 50cc
冬瓜(とうがん) 1/2玉
豚ひき肉 150g
生姜 1片
だしの素 小さじ2
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
水 350ml★片栗粉:大さじ1
★水:大さじ1
冬瓜はスプーンなどで真ん中の種を取ります。
4〜5等分したら、皮をむいてお鍋に入りやすいように小さく切ります。
お鍋に油をひき、豚肉とみじん切りにした生姜を入れて、色が変わるまで炒め、★以外の調味料を全て入れます。
お肉がそぼろ状態になったら、冬瓜を上から入れて、さっくりと混ぜあわせます。
水を入れ、15分中火で煮ます。
その間に、白玉をつくります。水と白玉粉を混ぜ、みみたぶくらいの硬さになるまで調整します。
沸騰した鍋にまるめて入れ、浮かび上がってきたら、冷水に取り冷まします。
冬瓜が半透明になり、火が通ったら★を混ぜあわせて水溶き片栗粉にし、
煮物の鍋にまわし入れて全体を混ぜます。
最後に白玉をいれ、枝豆を飾って完成です。
白玉は抹茶を入れて、二色白玉にしてあずきをかけて定番の甘味としても。
* * *
台所メモ〜冬瓜ってなに?〜
冬瓜(とうがん)は冬の瓜と書きますが、今の時期が旬です。
冬の瓜と書く理由は、皮が丈夫なため保存性が高く、冬まで持つ瓜だから、と言われています。
90%以上が水分なので、含め煮、田楽や汁の実にしたりと暑い夏でも食べやすく、
暑気払いに昔から食べられてきた食材です。
ミョウガやネギなどの薬味とも相性がぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。
オチビサン流の夏バテ防止は、白玉だそうです。
ごはん代わりにおかずと一緒に食べるそう。
食欲のないときは、好きなものだけ食べる、というオチビサン。暑い夏も、乗り越えられそうですね。
つくってくれたのは、このひと
林 綾子(フードディレクター/料理家)
1989年三重生まれ。料理研究家の母の元で、幼少期から様々な料理を作ることを楽しみながら育つ。和食への深い理解と得意のスタイリングをもとに提案する「かわいい和食」はレシピサイトでもランキング上位の常連。自宅でも再現性が高く、どこか懐かしい和食のレシピに定評がある。
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