2016-9-15
中川政七商店との取り組み
「日本の工芸を元気にする!」
オチビサンの豆皿をデザインした中川政七商店さんの、決意に満ちたビジョンです。
今回は中川政七商店さんとの取り組みと、そこに込められたこだわりをご紹介します。
中川政七商店は1716年(享保元年)創業。
300年の歴史をもつ老舗でありながら、伝統的な業界にSPA業態を取り入れるなど
変化や新しいことをおそれない取り組みで注目されてきました。
その「変化」の目指すところは、
日本の伝統工芸という「変わらないもの」を守り、さらに元気にしていくこと。
日本の工芸の厳しい現状を打破すべく、
より多くの人に商品を手に取ってもらうための努力を続けてきました。
実用的で質の高い道具をつくり、かつその道具がいいものだときちんと伝える。
中川政七商店のさまざまな試みの根本には、こういった思いがあるようです。
「300年の歴史を持つ老舗ならではの温故知新の思いを根底に、
品質やこだわりを大切にし、
家・生活に根ざした機能的で美しい『暮らしの道具』の数々を取り揃えております。
道具として単に実用的というだけでなく、
使っていて気持ちが良いこと、
使い続けることで愛着あるものに育つということも大切にしています。」
ブランドコンセプトからも、その心が伝わってきます。
そんな中川政七商店が手がけたオチビサンの豆皿。
鎌倉は花の街。鎌倉の寺社には四季折々の花が咲き、鎌倉を訪れる人々の心を満たしています。
鎌倉彫は、彫刻した上に漆を重ね、独特の陰影で表現し美しい花をあしらった姿が印象的。
豆粒町にもさまざまな草花が咲きます。オチビサンたちは暮らしの中で季節の移り変わりを丁寧に感じ取り、いつも、小さな発見をしています。
鎌倉、そしてその土地を彩る自然によって結びつけられたオチビサンと鎌倉彫。
現代において伝統工芸と真剣に向き合ってきた中川政七商店がオチビサンと鎌倉彫の出会いを生み、
「オチビサン 花の鎌倉彫豆皿」をつくりました。
「鎌倉彫でつくったオチビサンの花の豆皿」特設ページはこちらから
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