2016-7-6
初夏の週末にぴったりなおもてなしレシピ 〜ウィークエンドシトロンと、かんたん自家製ジンジャエール〜
じわじわと真夏の日差しが近づいてきましたね!
海辺でさわやかな飲み物を飲みながらぼーっとしたいものです。
今週はそんな暑さにぴったりの、レモンたっぷりの「ウィークエンドシトロン」と
「手作りジンジャーシロップ」のレシピをお届けします。
今週のレシピ①:ウィークエンドシトロン
■材料
バター 100g
たまご 2個
グラニュー糖 90g
レモン汁 大1
☆薄力粉 90g
☆アーモンドプードル 20g
レモンの皮の摩り下ろし 1/2個分
サワークリーム 40g
飾り用ピスタチオ 3g
※サワークリームとアーモンドプードルはポイントなので、抜かずに用意してください。●シロップ
-杏ジャム 大1程度
-水 大2程度●グラスアロー
-粉砂糖 50g
-レモン汁 大1
-水 小さじ1
下準備
・バターとたまごは室温に戻しておく。
・☆をふるいにかけておく。
・型にクッキングペーパーをしきこんでおく。
・レモンは国産でノーワックスのもの選ぶ。
・オーブンは180度に予熱しておく。
常温に戻したバターに砂糖を加え、白くなるまでふんわりよーく混ぜる。(ミキサーを使うと楽です)
溶いた卵を3回に分けていれ、都度、よく混ぜる。
よく洗ったレモンを摺りおろし、2の中に入れる。
振るっておいた☆をいれ、ゴムベラにかえて下から救い上げるように切りながら混ぜる。
レモン汁を入れ、さらに混ぜてつやっとするまで混ぜたら型にいれる。
180度に予熱したオーブンで40分焼く。
焼きあがったらすぐに型から外し、冷ます。
膨らんだ上の部分をナイフを入れて切り落とし、ひっくり返して裏にする。
杏ジャムを水に溶いて、はけで回りに塗る。(ここは省略してもよいですが、塗ったほうが美味しいです)
そして、1時間ほど乾かします。
粉砂糖にレモン汁、水を加えてコーティングするためのグラスアローを作ります。
上から塗り、ナイフでのばし、乾かします。急いでいるときは、200度のオーブンで2分焼き上げるとすぐ乾きます。
完成!
ポイント
上の部分を切り取るのがもったいないなーという人は上からグラスアローをかけて、垂れるようなコーティングを楽しんでも良いですよ~。
台所メモ〜夏の週末に食べたい、その意味は?〜
ウィークエンドシトロンはフランスの伝統菓子です。
週末を一緒に過ごす大切な人と食べる宝石のようなお菓子という意味がこめられています。
お子さんや恋人とぜひ作ってみてくださいね。
今週のレシピ②:スパイシージンジャーエール
手作りジンジャーエールは思っているより簡単。
甘さもスパイシーさも調整できますよ。お客さんが来たときにもぴったりです。
これをミルクで割って、ジンジャーミルクにして飲むと絶品!
■材料
新生姜ー200g
シナモンスティックー1本
鷹の爪ー(辛いのが苦手であればなし)1/2
クローブ(あれば)ー3~4個
きび砂糖ー120g
はちみつー10g
水300cc
レモン汁 大3
レモン皮 2~3切
新生姜を水で洗って汚れを落とし、茶色い部分は包丁でこそげ落とします。
普通の生姜で作る場合は皮付きのまま摩り下ろしてください。
新生姜をスライサーでスライスします。
レモン汁以外の材料を全て鍋にいれ、弱火で20分ほど煮ます。
火を止め、最後にレモン汁を入れて、ザルで濾して出来上がり。
ソーダ水で割ればジンジャーエールの出来上がり。
保存瓶などに入れて一週間ほどで飲みきってください。
爽やかなジンジャエールは初夏の味?
ジンジャエール、といえばオチビサンの家の台所でもてづくりのジンジャエールをつくるお話がありましたね。
なんとなく、懐かしい気分になる不思議なお話です。
つくってくれたのは、このひと
林 綾子(フードディレクター/料理家)
1989年三重生まれ。料理研究家の母の元で、幼少期から様々な料理を作ることを楽しみながら育つ。和食への深い理解と得意のスタイリングをもとに提案する「かわいい和食」はレシピサイトでもランキング上位の常連。自宅でも再現性が高く、どこか懐かしい和食のレシピに定評がある。
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