仲間たち

オチビサンのすきなもの、小さな巻貝と金木犀、それからぽっちり生えてる小さな桜。 僕はオチビサンの親友だから知ってるのさ。 毎日遊びに大忙しのオチビサン。それを見守るのが、僕のすきなこと。
豆粒町に引っ越してきたばかりの頃、ナゼニに紹介してもらったよ。 僕たちどうやら、気が合うみたい。気がついたら、もう友達だったよ。 だからオチビサンには、僕の大好きなパンをわけてあげる。
オチビサンは、小さな発見でも大喜びじゃ。 毎日を楽しく過ごす方法を知っておる。 だけど時々、遠くに住む父親のことを思い出してさみしくなるようじゃのう…。
シロッポイ……オチビサン…スキ。 イッショ…クラシテル……カゾク!