2016-4-6
春のパンくいまつりレシピ 〜菜の花サンドイッチ〜
菜の花は眺めてよし、食べてよし、パンくいの言うように「お花なのにエラい!」植物なのです。
今週は菜の花のマヨネーズ和えを入れた、ボリューム満点わんぱくサンドのレシピをお届けします。
4月12日は「パンの日」。パン、といえば豆粒町1の食いしん坊、”パンくい”。
このレシピを作ったらぜひ #春のパンくいまつり というハッシュタグでつぶやいてみてくださいね。
今週のレシピ:菜の花のマヨネーズ和え
材料
■菜の花 100g
■マヨネーズ 大さじ1/2
■マスタード 小さじ1
■塩 ほんの少しつまみ程度
菜の花をたっぷりのお湯で茹でます。茎から入れて1分、葉の部分は30秒程度で引き上げます。
茹でたらすぐ冷水にとり、冷まします。冷水にさらすことで茹で過ぎを抑え、苦味も和らぎます。
ぎゅっとしぼった後に菜の花を小口切りに刻みます。
材料をすべて和えてできあがり。
今回のサンドイッチの材料
①にんじんのラペ
千切りのにんじんをレモン汁、オリーブオイル、ひとつまみの塩で和えて前菜で定番のキャロットラペに。
お好みでレーズンやナッツを入れても美味しいですよ。
②レッドオニオンのマリネ
スライスしたオニオンが半分浸かるくらいのお酢、塩小さじ1/2、砂糖ひとつまみを入れて、半日ほど置いたもの。そのまま食べてもサラダに入れても楽しめます。
③きゅうりの塩もみ
きゅうりをうすーくスライスして塩をまぶし、10分置くと塩の浸透圧でしんなりするのでぎゅっと水をしぼって。
仕上がりがしょっぱすぎれば軽く洗ってください。
④水菜
水菜はレタスより切ったときの断面がかわいい。食べやすい大きさにカットしてシャキッとした食感を楽しんで。
⑤目玉焼き
しっかり両面焼いても、半熟で黄身をとろりとさせても、美味しいですよ。味付けは塩でもハーブソルトでもオイスターソースでも。
野菜が多めの時は少し濃いめがポイントです。
ポイント
切ったときの断面がキレイになるような色合いの食材を使うのがポイント。
中心部分に材料を置くと横からこぼれ落ちにくいです。
材料を重ねていった後、ラップやワックスペーパーで包み、
紙ごと上から半分に切れば出来上がり。
菜の花サンドイッチといえば、「オチビサン」2巻のこのお話。
菜の花を食べたことのないパンくいも大喜びした、オチビのサンドイッチ…ぜひつくってみてくださいね。
台所メモ:呼び名が変わる?!菜の花のひみつ
菜の花は成長過程によって出世魚のように名前が変わるのを知っていましたか?
普段、「菜の花」と認知されているのはアブラナという植物で、
成長するにしたがって呼び名が変わります。
・ 若い茎や葉部分を食用として頂く場合は「あおな」と呼ばれます。
・ 道端で見かける黄色い花をつけているときは「なのはな」と呼ばれます。
・ 種ができたときは「あぶらな」 と呼ばれます。
つくってくれたのは、このひと
林 綾子(フードディレクター/料理家)
1989年三重生まれ。料理研究家の母の元で、幼少期から様々な料理を作ることを楽しみながら育つ。和食への深い理解と得意のスタイリングをもとに提案する「かわいい和食」はレシピサイトでもランキング上位の常連。自宅でも再現性が高く、どこか懐かしい和食のレシピに定評がある。
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