2016-4-20
オチビの朝ごはんレシピ 〜オチビ特製えんどう豆卯の花(おから)〜
パンプレートの朝ごはんもいいけれど、
パン食いが「朝ごはん食いになる!」と言ってしまうくらい、和食の朝ごはんもいいものですよね。
小皿や木のプレートを使って盛り付けると、いつもの朝ごはんがパッと華やいで、とっても美味しそうに見えますよ〜。
今週はえんどう豆を入れた春らしい卯の花のレシピをご紹介します。
惣菜コーナーで買わなくても、自宅で作ったほうが簡単に美味しくできますよ。
できたてのふんわりとした美味しさをめしあがれ。
今週のレシピ:えんどう豆卯の花
材料(2~3人分)
■おから:180g~200g
■えんどう豆:80~100g
■塩昆布:大さじ1程度
■こんにゃく:1/3枚
■調味料
-砂糖:大さじ2
-みりん:大さじ1
-しょうゆ:大さじ2
-だし汁:200cc
■サラダ油:適量
こんにゃくは食べやすい大きさの短冊切りにします。
えんどう豆は先に塩茹でします。すぐに火が通るのでたっぷりのお湯に1分程度でザルに引き上げてください。
鍋にサラダ油をひき、こんにゃくとえんどう豆、塩昆布を入れて2分程度炒めます。
そこにおからを入れ、調味料を全て入れて、汁気がなくなるまで煮ていきます。
鍋から目を離さずに、時々かき混ぜたりしながら汁気を飛ばしてください。
汁気具合はお好みで調整してくださいね。
ポイント
こんにゃくの他に、定番の干し椎茸や刻んだ玉ねぎ、人参、青ねぎを入れてももちろん美味しいです。
たくさん作ってコロッケの具にしたり、チーズをかけてグラタン風にしたりとアレンジも多彩です。
今週の副菜
※…こちらのマークの副菜は、このオチビサンのおはなしに出てくる”オチビの朝ごはん”を再現しました!
■紫蘇入り卵焼き※
朝ごはんの話の中で紫蘇の葉を入れた卵焼きをオチビサンが作っていましたね!
大葉を細かく刻んで少し塩を入れて焼き上げます。
■オクラ入り納豆※
こちらも朝ごはんの話より。オクラを茹でてからたっぷり刻んで入れます。
■れんこんタラコ和え
蓮根を1〜2分さっと茹で、たらことマヨネーズ小さじ1で和えてできあがり。
■子持ちししゃも
両面さっと焼いて七味をかけても美味しいです。
■ぬか漬け※
きゅうりとにんじんのぬか漬け
■ミョウガ入り味噌汁※
ミョウガとお豆腐、刻みネギをたっぷり入れて薬味満載で頂きます。
“卯の花”といえばオチビサンのこのお話。
「なんでオカラのこと卯の花って言うんだろう?」オチビサンの疑問に、漫画のしたの”台所メモ”で答えていますよ♪
台所メモ:「卯の花」と「おから」は違うもの?
それぞれの名前に由来はあるものの、卯の花もおからも同じものです。
卯の花はオチビサンに出てくるように初夏に白い花を咲かせる「うつぎ」の花が
に似ていることが由来。おからは豆腐を作る際のしぼりかすであることから、
「からっぽ」→「おから」とついたようです。
ただ、「おから」は客商売をする際に縁起があまり良くないということで、
「きらず」(包丁を使う必要がないことから)や「雪花菜せっかさい」と呼ばれることも。
ローカロリーな上に、食物繊維も豊富で腹持ちが良いので、
この機会におから調理未体験な人もぜひ試してみてはいかがでしょうか。
つくってくれたのは、このひと
林 綾子(フードディレクター/料理家)
1989年三重生まれ。料理研究家の母の元で、幼少期から様々な料理を作ることを楽しみながら育つ。和食への深い理解と得意のスタイリングをもとに提案する「かわいい和食」はレシピサイトでもランキング上位の常連。自宅でも再現性が高く、どこか懐かしい和食のレシピに定評がある。
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