2016-5-4
5月5日・端午の節句に…てづくりモチモチの柏餅。電子レンジで簡単に作れるレシピ
難しそうな和菓子も電子レンジを使うとあっという間に簡単に出来るんです。
つくりたての柏餅はモチモチで柔らかくて美味しいですよ〜。お子さんと一緒にぜひ作って見てください。
今週のレシピ:電子レンジで簡単!手作り柏餅
材料
■こしあん:120g
★上新粉:120g
★白玉粉:大さじ1
★砂糖:大さじ2
★水:220ml
■柏の葉:6枚
あんこは1つ20g程度に丸めておきます。
※あんこはお好みでつぶあんでも良いです。
耐熱ボールに★の材料(上新粉、白玉粉、砂糖、水)を全部入れ、良く混ぜます。
ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで3分加熱します。
ボールから取り出し、ベラで全体的によく混ぜます。
その後ラップに出して、手でよくこねます。
取り出し、全体的によく混ぜたらラップに出してよくこねます。
ラップを一部はがしながら均一に全体によくこねていきます。何度も折りたたみながらこねていくとなめらかになっていきます。
5~6回こねて表面のざらつきがなくなったら、一度ラップをはがして6等分して、もう一度ラップでつつみます。
なめらかにすべるように手に水をつけながら、めん棒で小判型に薄く伸ばします。
あんを包み二つ折りにします。
柏の葉は軽く洗って塩気を落としてから、ふわっと包んで出来上がり。
* * *
柏餅、といえばオチビサン1巻のなかにあるこの話。
おもわず、オチビのようにおもちにはさまりたいくらい、モチモチな柏餅づくりに挑戦してみてくださいね!
台所メモ〜端午の節句〜
5月5日の子供の成長を祝う「端午の節句」は「菖蒲の節句」とも言われ、強い香りで厄払いをする
やよもぎを吊るすことで無病息災を願いました。
菖蒲をお湯の中に入れて「菖蒲湯」をすると身体中いい香りに包まれますよね。今でこそ、アロマテラピーやハーブが流行っていますが菖蒲はいわば日本の古くからあるハーブです。
柏の木というのは次の新しい芽が出ないと古い葉が落ちずに残り続けます。つまり、子供が大きくなるまで親は亡くならない、子孫繁栄という意味が込められています。跡継ぎが大事な武家社会時代には欠かせない行事であったことが伺えますね。時代が変わっても、日本の節句は大切にしていきたいものです。
つくってくれたのは、このひと
林 綾子(フードディレクター/料理家)
1989年三重生まれ。料理研究家の母の元で、幼少期から様々な料理を作ることを楽しみながら育つ。和食への深い理解と得意のスタイリングをもとに提案する「かわいい和食」はレシピサイトでもランキング上位の常連。自宅でも再現性が高く、どこか懐かしい和食のレシピに定評がある。