2015-9-7
思い出 #02 川村真司(PARTY)の子ども時代
「オチビサンを読むと、なんだか子どもの頃が懐かしくなります」
そんなメッセージが届いたから、みんなの思い出を教えあうコーナーができました。
第二回目は、オチビサンのストップモーションアニメを手がけたPARTYの川村真司さんのご登場!アメリカ育ちの川村さんに、幼少時代を聞いてみましょう。
Q1.子どもの頃のあだ名は、なに?
まーしー。古くからの友人にはまだそうやって呼ばれてます。
世界中のまさしがそうであるように、田代まさし問題が発生するまでは普通に使用されていました。
Q2.当時、好きだった「におい」は?
干した布団のにおい。炊きたてのごはんのにおい。
Q3.子どもの頃、凝っていたもの、集めていたものを教えて!
ウルトラマンは、足形で怪獣が判るくらいはまっていました。
あと裏山で巻き貝の化石を拾ってから、化石収集にハマってました。アメリカの近所では意外にゴロゴロ転がってたんです。
Q4.川村さんの人格形成に影響を与えたような作品は?
うーん、人格形成に影響を与えるような時代の記憶が曖昧なのですが……たとえば、合体ロボ全般は好きでした。トラックとか電車と合体してロボになる。日常の裏に潜むスペクタクルというか。あの車ももしや……みたいな。
ある意味を持った造形物が別の大きなものの一部となったり、意味が変容したりするプロセスに興味を惹かれたのかもしれません。
Q5.当時を思い出す音楽って何でしょう?
Aerosmith “Walk this way”。初めて音楽を意識的に購入したのが何故かこれと、metallicaのblack albumと、George MichaelのFaithでした。
そしてウルトラセブンの主題歌。これはなんというかテープで聞きまくってた。ラジオドラマみたいなのと一緒に収録してあるやつです。
時代は少しすぎて、日本に戻って高校の頃はHi-Standard“Summer of love”。ハイスタばかりでした。青春。
川村さんが好きだった、おふとんの「におい」。オチビサンたちも……
干したてのおふとん、ついつい埋もれてしまいたくなる心地よさがありますよね。
化石収集少年だった川村さんが手がけた、オチビサンのアニメーションはこちら!
なんと約3,000コマもの静止画をつなぎあわせたこのアニメーション。昔ながらの蒐集癖も発展するとこんなことに?!
オチビサンへの愛がたくさんつまったこのストップモーションアニメ、詳しくはコチラでご覧ください♪