2016-9-19
豆皿のお手入れ 〜ひと手間が特別な時間へ〜
800年続く鎌倉彫の老舗・博古堂の職人さんが、1日1工程という時間と手間をかけてつくったオチビサンの豆皿。
その性質や特徴もぜひ知っておいてくださいね。
きっと豆皿がもっと身近で特別な存在になるはず。
豆皿はひとつひとつ手づくり
職人さんが手作業で仕上げています。
色合いや風合いが豆皿によってちょっとずつ異なりますが、
それもあなただけの豆皿の個性。
気に入っていただけるとうれしいです。
何年も大切に使っているうちに、漆の色が経年変化してどんどん明るくなってきます。
昨日の豆皿と今日の豆皿は、実はちょっとだけ違う豆皿なんです。
漆を使っています
「オチビサンの金平糖皿」は真っ赤な漆が特徴的。
もし漆特有のにおいが気になる場合は、
米びつの中に何日か入れておくと気にならなくなりますよ。
高い質を保ちながら長くお使いいただくには、ちょっと手間がかかります。
でも、そのひと手間を、大切な鎌倉彫に触れる特別な時間にしてもらいたいのです。
豆皿をお手に取ったあとのことを、すこし想像してみてください。
【豆皿お取り扱い3ヶ条】
ふつうのお皿よりちょっとだけ丁寧に扱ってほしい鎌倉彫の豆皿。
でも、気をつけることはたったの3つ。
これだけ覚えて、長く大切に使ってあげてくださいね。
1.食べたあとはすぐに洗う
水につけておかずに、すぐきれいに洗いましょう。
2.スポンジとふきんでやさしく洗う
金たわしやかたいスポンジは避け、やわらかいスポンジに台所用中性洗剤を含ませて洗います。
洗ったあと水気を取る際も、ふきんでそっと拭いてあげてくださいね。
やさしく洗っていただきたいので、食器洗浄機では洗わないでください。
3.豆皿を置いてはいけない場所
冷蔵庫、直射日光が当たる場所、乾燥した場所には置かないでください。
いかがでしょうか。
「丁寧に扱う」といっても、意外と難しくありませんよね。
豆皿をちょっと気をつけて使ってあげることで、
あなたの日常にも「特別な時間」が生まれます。
豆皿と、その特別な時間を大切にする心を忘れないでくださいね。
「鎌倉彫でつくったオチビサンの花の豆皿」特設ページはこちらから
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