2015-7-26
思い出 #01 安野モヨコの子ども時代
「オチビサンを読むと、なんだか子どもの頃が懐かしくなります」
そんなメッセージが届いたから、みんなの思い出を教えあうコーナーができました。
初回は安野モヨコ本人に聞いてみます!
Q1.子どもの頃のあだ名は、なに?
あだ名はなく、「あやちゃん」。
妹は「おねえこちゃん」と呼んでました。
Q2.当時、好きだった「におい」は?
金木犀。
ずっと金木犀の下で生活したくて、その下でテント暮らししたいほど。
ずっと香りを吸っていて、そのままパタっと倒れたいくらい。
Q3.子どもの頃、凝っていたもの、集めていたものを教えて!
きせかえ人形を自分でつくって、遊んでいました。
ほかに、香水も自分で作っていた。
いいにおいの花を集めてきて、水を入れていた。(なんで腐らなかったのだろう?)
沈丁花と金木犀を合わせていた。
アプリコット色になって、すごい綺麗で、いいにおいで、ラベルも自分で作っていた。
Q4.安野さんに強い影響を与えた作品は?
谷崎潤一郎の『異端者の悲しみ』。
創作する人間は、自意識過剰な、病的な人間であるということを自覚させられた作品。
自分だけでは、ないんだと思わされた。
Q5.当時を思い出す音楽って何でしょう?
ピンクレディー。
初めは、同性に憧れて、そのあと、異性のスターに憧れて、
ジュリーや郷ひろみも好きになりました。
金木犀の「におい」は、オチビサンも大好き
ーー 次は誰が登場するかな? お楽しみに!